対症療法(たいしょうりょうほう)とは、病気やケガの原因そのものを治すのではなく、現れている症状を和らげたり抑えたりする治療法のこと。
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✅ 具体的な例:
• 熱がある → 解熱剤を使って熱を下げる
• 咳が出る → 咳止め薬を飲む
• 痛みがある → 鎮痛剤を使う
このように、「なぜその症状が出ているのか」という根本原因にアプローチせず、つらい症状を一時的に軽減するための治療が対症療法です。
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🔍 対義語(反対の概念)
• 根本療法(こんぽんりょうほう)
→ 病気の原因に直接働きかけて、根本的に治す治療法。
例:細菌感染症に対する抗生物質の使用など。
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📝 対症療法の意義
• 症状がつらい時の緩和に非常に重要
• 原因がまだはっきりしない時に一時的な対応として使われることもある
• 慢性疾患や治療困難な病気では、症状コントロールのために長期間使われることもある
当院ではどちらの方も対象ですが、根本療法が最善だと考えております。
悩みがある方は一度ご相談ください。