ひざ下の外側にしびれがあるのは?

膝下の外側に「しびれ」が出るときは、神経がどこかで圧迫・刺激されているケースが多いです。

🔍 考えられる主な原因

1. 腓骨神経(総腓骨神経)の圧迫

膝の外側には「腓骨頭」という骨があり、そのすぐそばを総腓骨神経が通ります。
ここが圧迫されると 膝下の外側〜すねの外側 にしびれが出ます。

● よくある状況
• 長時間あぐら
• 横座り
• 足を組む
• 正座後のしびれ
• 外側の筋肉の張り(腸脛靭帯など)

2. 腰椎(L5あたり)の神経の影響

腰の神経が圧迫されて、しびれが膝下の外側に出ることもあります。

● 特徴
• 腰痛を伴うことが多い
• 真っすぐ立つとしびれが増える
• 足の親指の力が入りにくいことも

3. 腸脛靭帯(ITバンド)の緊張

太ももの外側の腸脛靭帯が張ると、膝の外側周辺の神経を刺激して
ピリッ、ジーンとした軽いしびれ が出る場合があります。

4. 血流不良による一時的なしびれ
• 冷え
• 圧迫姿勢
などでも軽いしびれは起きます。

✔︎ すぐできるセルフチェック
• 足を組む・横座りをやめてみる → 変化ある?
• 膝外側の腫れ・圧痛はある?
• 腰を反ったり曲げたりしてしびれが強くなる?
• 正座やあぐら後に特に出る?

これで原因の見当がつくことがあります。

⚠️ 相談が必要なサイン
• しびれが徐々に強くなる
• 脚の力が入りにくい
• 足首が落ちる感じ(フットドロップ)
• しびれが数週間続く

これらがある場合は神経の圧迫が強い可能性があります。

当院では、神経が原因であれば矯正により圧迫を取り除き改善していきます。

体感されてください。