肩が内旋すると猫背の原因

肩の内旋は猫背の「原因の一つ」になります。

肩の内旋とは

肩が内旋している状態とは、
腕の付け根(上腕骨)が内側にねじれ、
手のひらが後ろを向くような姿勢のことを指します。

たとえば、立ったときに自然に手の甲が前に向く人は、
肩が内旋している傾向があります。

なぜ肩の内旋が猫背につながるのか
1. 胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなる
 → 肩を前に引っ張り、胸が丸まる。
2. 背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋)が弱くなる
 → 背中を伸ばして姿勢を保てなくなる。
3. 肩甲骨が外に広がり、前傾する(肩甲骨の外転・前傾)
 → 肩が前に出て、背中が丸まる形になる。

4.肩の骨が前にむく

肩の内旋 → 肩甲骨が前方へ → 背中が丸まる → 猫背姿勢
という連鎖が起こります。

改善のポイント

猫背を直すには、肩の内旋を解消することが大切です。

✅ ストレッチ(硬い部分をゆるめる)
• 大胸筋ストレッチ(壁に手をついて胸を開く)
• 小胸筋ストレッチ(肩を後ろ下方向に引く意識)

✅ トレーニング(弱い部分を鍛える)
• 肩甲骨を寄せる動き(ローイング系)
• 外旋筋群(肩の後ろの筋肉:棘下筋・小円筋)を鍛える
 → チューブを使った外旋運動が効果的。

当院では、肩甲骨と肩関節が内旋してるのを、正常な位置に戻す施術をしていきます。

体感されてみてください。