膝の中が「うずく」感じがあるけれど痛みはない場合、いくつかの原因が考えられます。これは「違和感」や「内部の不快感」として現れることが多く、初期の変化や軽い炎症、循環の問題などが関係していることがあります。
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1. 関節内の軽い炎症や水分変化
膝関節内には「関節液」があり、クッションや潤滑の役割をしています。
この液のバランスが少し崩れると、痛みはなくても内部が重い・うずく・むずむずするように感じることがあります。
• 長時間座る・立つ
• 運動不足または過度の運動
• 冷えや気圧の変化
などで起こりやすいです。
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2. 血流やリンパの滞り
膝の周りの筋肉(特に太もも・ふくらはぎ)が硬くなると、関節内の血液やリンパの循環が低下します。
その結果、膝の中が「うずく」「だるい」ように感じることがあります。
冷えや天候の変化で強まる場合も。
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3. 軟骨や半月板の初期変化
変形性膝関節症や半月板のすり減りの初期段階では、痛みよりもまず「うずく」「こもるような感じ」「違和感」から始まることがあります。
この段階では運動後や階段の上り下りで感じやすくなります。
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4. 自律神経や気圧の影響
天候(特に雨前)や気圧の変化により、関節内圧がわずかに変化して**「うずき」感**が出ることもあります。
これは「天気痛」の一種で、神経が敏感になっているサインです。
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5. 成長やリカバリー反応
筋トレや運動後などにうずく場合は、筋肉や靭帯が修復・適応している過程で感じることもあります。
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対処法(痛みがない場合)
• 軽いストレッチやウォーキングで血流を促す
• 入浴や温湿布で膝周囲を温める
• デスクワーク時は1時間に1回は立って動く
• 膝を冷やさないようにする(冷えが強い人は特に)
当院では関節に原因がある場合、施術により調整して可動域を改善していきます。
それにより滑液が出て動きを良くしていきます。
一度ご相談ください。