1. 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
• 特徴:腕を上げたり、後ろに回したときに鋭い痛みが出る。
• 原因:肩関節を包む「関節包」や「腱板(けんばん)」が炎症を起こす。
• 状況:40~60代に多く、急に痛みが出て夜間痛も伴うことがある。
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2. 腱板損傷(けんばん損傷)
• 特徴:肩の前側や上側に痛み。腕を挙げる途中で強い痛み(引っかかる感じ)。
• 原因:肩のインナーマッスル(特に棘上筋)が部分的に断裂・炎症を起こす。
• 状況:加齢や使いすぎ、転倒などで発生。
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🔹3. インピンジメント症候群
• 特徴:腕を60〜120度くらいまで上げたときに痛みが強い。
• 原因:肩の骨(肩峰)と腱板の間で筋や滑液包が「挟まれる」。
• 状況:野球・テニス・水泳など、腕をよく使う人に多い。
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4. 肩峰下滑液包炎
• 特徴:肩を動かすとズキッと痛む。安静にしていても痛むこともある。
• 原因:滑液包(筋と骨の間のクッション)が炎症。
• 状況:繰り返しの動作や外傷で発症。
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5. 姿勢・骨格の歪み
• 特徴:慢性的な肩こりや肩甲骨まわりの張り。
• 原因:猫背や巻き肩などで肩関節が前方に引っ張られ、可動域が制限。
• 結果:腕を挙げると筋や腱が正常な軌道で動かず、痛みが出る。
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6. 神経の圧迫(頚椎の問題)
• 特徴:肩の痛み+腕や手のしびれ。
• 原因:首の骨(頚椎)のずれやヘルニアが神経を圧迫。
• 状況:デスクワークやスマホ姿勢が影響。
考えられる原因は年齢や生活習慣によって様々です。
当院では1.5.6が原因の時は改善が期待できます。
お困りであればご相談ください。