「関節の可動域は大きい方が良いのか?」は 目的や状況によって変わります。
⸻可動域が大きいことのメリット
• 動作の自由度が高い:スポーツやダンス、武道などで有利
• 怪我予防につながる:関節が硬いと急な動きに弱く、捻挫や肉離れを起こしやすい
• 血流や代謝が良くなる:筋肉や関節がスムーズに動き、体の循環も改善
• 姿勢改善:肩や股関節が動きやすいと、猫背や反り腰の改善に役立つ
⸻可動域が大きすぎるデメリット(過可動)
• 関節が不安定になりやすい:靭帯や関節包の支えが弱く、脱臼や損傷リスクが高まる
• 筋肉に負担がかかる:安定性を補うため、周囲の筋肉が常に頑張る状態になり、疲労や痛みが出やすい
• 姿勢が崩れやすい:柔らかすぎると骨格の軸が安定せず、正しい姿勢を保ちにくい
⸻理想的な考え方
• 「可動域は大きければ良い」のではなく、
年齢や体の特徴に応じた“適正な可動域”を保ちつつ、安定性もある状態が理想。
• つまり
• 硬すぎる → 柔軟性をつける
• 柔らかすぎる → 筋力で安定させる
というバランスが大切です。
当院では骨格の矯正もしつつ、関節の可動域も診させていただきます。
一度ご相談ください。