骨密度と骨質の違い

骨密度と骨質は、どちらも骨の健康状態を評価するうえで重要ですが、それぞれ意味が異なります。

骨密度(
• 意味:骨に含まれるミネラル(主にカルシウム)の量を表す指標。
• 測定方法:主にDXA(デキサ)法というX線を使った検査で測定されます。
• 特徴:骨の「量的な強さ」を表す。数値で示され、骨粗しょう症の診断に用いられます。
• イメージ:骨の中にどれだけ「詰まっているか」。

骨質
• 意味:骨の構造や素材としての性質(コラーゲンの状態、微細構造、骨の代謝状態など)を指します。
• 測定方法:明確な基準がなく、定量的に測るのが難しい。最近では超音波検査やマイクロCT、骨代謝マーカーなどが補助的に用いられます。
• 特徴:骨の「質的な強さ」、つまり折れにくさや柔軟性などに関係。
• イメージ:骨の「中身の質」や「構造の良さ」。

どちらか一方だけで骨の強さを完全に評価することはできず、骨密度と骨質の両方のバランスが骨折のリスクや健康にとって重要です。

当院では骨格調整を施術で行うため、栄養療法も加えてアプローチいたします。

根本である骨は重要です。

一度ご相談ください。