五十肩の予防

五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の関節や周囲の組織が硬くなり、痛みや可動域の制限を引き起こす症状です。予防するためには、日常的に肩の柔軟性を維持し、筋力を強化することが重要です。以下の方法を実践すると、五十肩のリスクを減らせます。

1. 肩のストレッチ

肩関節の可動域を保つために、以下のストレッチを習慣化しましょう。
• 腕回し:両腕を前後に大きく回す(各20回)
• クロスボディストレッチ:片腕を反対側の肩の方へ引き寄せる(10秒×3セット)
• 壁押しストレッチ:壁に手をついて、体を前に倒しながら肩を伸ばす

2. 肩周りの筋力トレーニング

肩の筋力を強化すると、関節の安定性が向上し、負担が軽減されます。
• チューブトレーニング:ゴムチューブを使い、肩の外転・内転運動
• 軽いダンベル運動:1~2kgのダンベルを使い、肩の前後や横の動きを強化
• 腕立て伏せ(膝つきでもOK):肩や肩甲骨周りの筋肉を鍛える

3. 姿勢の改善

猫背や巻き肩は、肩関節に負担をかけやすいので、正しい姿勢を意識しましょう。
• 背筋を伸ばし、肩をリラックスさせる
• デスクワーク中は、30分に一度肩を回したり伸ばしたりする

4. 冷え対策

肩周りが冷えると血流が悪くなり、筋肉が硬くなりやすくなります。
• ぬるめのお風呂で肩を温める
• 肩を冷やさないようにストールやカーディガンを活用する

5. 適度な運動を継続する

肩だけでなく、全身の血流を良くするために、ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどを取り入れると効果的です。

無理に肩を動かしすぎると逆効果になります。

当院では総合的にアプローチしていきます。

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