膝の人工関節

膝の人工関節は、変形性膝関節症や関節リウマチなどによって損傷した膝関節を人工関節に置き換える手術です。

主に次のような方が対象になります。
    •    変形性膝関節症:膝の軟骨がすり減り、痛みや可動域の制限がある
    •    関節リウマチ:関節の炎症によって骨や軟骨が破壊されている
    •    外傷後関節症:骨折や靭帯損傷の後遺症で関節が変形している

人工関節の種類
    1.    全人工膝関節(TKA):大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の両方を人工関節に置き換える
    2.    部分人工膝関節(UKA: Unicompartmental Knee Arthroplasty):膝の内側または外側のどちらかのみを置き換える

手術の流れ
    1.    術前検査:血液検査、X線、MRIなどで膝の状態を評価
    2.    手術(約1~2時間):
    •    損傷した軟骨や骨を取り除き、人工関節を固定
    •    セメント固定法 or セメントレス固定法を選択
    3.    術後リハビリ(数週間~数か月):
    •    術後数日で歩行訓練開始
    •    1~3か月で日常生活への復帰を目指す

人工関節の寿命と注意点
    •    一般的に15~20年程度もつが、使用状況によって変わる
    •    激しい運動(ジャンプ・ランニング)は避ける
    •    感染症のリスクがあるため、注意が必要

当院では人工関節にならないよう予防を目的としバランスの取れた骨格にするよう施術いたします。

一度体験されてください。